こんにちは。みみログへお越し頂きましてありがとうございます。今回は看護師資格を使って企業に転職した経験談をまとめてみました。
この記事で解決できる悩み
・企業看護師になる方法や仕事の実際は?
・企業看護師になる条件は?
・企業看護師に必要なスキルは?
・企業看護師になるための具体的な転職試験は?
この記事で解説する『看護師資格を使って企業への転職の実際』を読めば、これから転職先を決める場合や、転職を予定している人には幅広い選択肢が作れる様になると思います。
1 企業看護師になる方法や仕事の実際
私は看護師歴10年で大学病院看護師から企業に転職しました。外資系製薬会社の中の看護師です。
主な仕事内容は、海外から取り寄せたある治療プログラムのサポートをするスタッフです。
私は、この転職先は、企業を扱う一般的な求人サイトから探しました。サイト内の医療系というジャンルから、夜勤なし、週休2日、企業などという条件のもと探しました。
その求人は臨床経験5年目以上が条件でしたので、応募資格は合格でした。
まず求人サイトの担当者に連絡し、指示がありましたので、書類作成に職務経歴書を作成しました。その書類を見て、企業の採用担当に連絡という流れでした。
試験は3回ありました。
仕事内容は、変則勤務で事務作業とコールセンター業務が主な仕事内容でした。
また仕事のクライアントも外資系企業だった為
送信されるメールは、先方の公用語が英語だったこともあり、英文でメールが届くような形でした。私は英語はたいしてできないため、翻訳アプリを使い読んでいました。
2.企業看護師になる条件は?
先程も記載しましたが、臨床経験5年以上が必須条件でした。それ以外は特別な条件はありませんでした。英語も出来るに越したことはないと言う感じでしたが、TOEICなどは求められませんでした。
ただ変則業務だった為、その時間の勤務がこなせるか?は条件でした。
その時の勤務形態
A 6:50〜15:30
B 9:00〜18:00
C 12:30〜21:00
という形でした。ちなみに、A勤務、C勤務は1人対応という形で孤独に働く形でした。
この時間、主にコールセンター業務で電話が来たら対応する感じでした。
3.企業看護師に必要なスキル
コールセンター業務と事務作業がメインの仕事ではありましたが、臨床の看護師で培って来たことは活かせる場は殆どありませんでした。
必要なスキルはビジネスメールの書き方や、
Excel等のPC作業が主な内容でした。また荷物を送る為の郵送作業なども多かったです。
会議は全てzoomやteamsだったので、webでの作業が一通りこなせれば問題ないと思います。
コールセンター業務は、基本決められた事しか話ではいけない、録音もされている為、医療者としてのスキルよりも、決められたスクリプト通りに話せればあとは、何も望まれませんでした。
4.実際の転職試験内容
まずは、企業の採用担当と電話での面談が1回ありました。実際にそこで振り落とされる形で合格した場合は、次の試験に移れました。
2回目は、プロジェクトリーダーとマネジャーを交えての試験でした。
全てzoomで行いました。
企業が抱えている案件と、臨床経験がマッチしているか?などを面接では聞かれました。
3回目はWEBの一般常識の試験です。こちらはマークシート形式で、簡単なものだったので
この試験で落ちる人はいないと思います。
企業看護師は、基本的に日曜、祝日は休みでしたが、早朝からの勤務や夜遅くまでの勤務を部署内1人でこなさなければならないなど、孤独な勤務形態でした。またコロナ禍という事もあり、上司や他の社員はリモートでしたが、看護師のみ出勤という形でしたので、逐一Skypeや zoomで何をしているか偵察されることがありました。
転職試験そのものは難しいものではなく、また職務経歴書などは、過去の経験を最大限書く事で、様々なチャンスを掴めるのでしっかり記載することをおすすめします。